杏子マジ聖女！

「早く願いを叶えてあげたい」　まどマギの杏子が盲導犬普及支援ポスターに登場 - はてなブックマークニュース

Twitterで、
「このポスター、寄附金込みで１本ン千円とか萌え豚ども（ｻｰｾﾝｗ）に売りつけたら、
　ン百万円単位でお金集まらないか？」
……と妄言したものの、
ここまでやると寄附行為というより、販売行為になってしまうし、
そうなるとイラストの版権使用料も桁違いに跳ね上がってしまうからなぁ……。

例えば、高校の頃に演劇部で、市販の戯曲を使って公演する際に、
やはり「上演届」なるモノを提出して、使用料を払うわけですが、
校内の新入生歓迎公演とか文化祭で、観覧料を徴収しない場合と、
地区大会等で、市民会館のような施設を借りて、観覧料を徴収して上演する場合とでは、
当然、後者の方の使用料が高くワケで。
もっとも、高校演劇ですから、使用料も数千円ほどでしたが、
それでも年間の予算というべき部費が３〜４万円ぽっちの、
冷遇された文化部では、かなり痛い出費だったことを覚えています。
それこそ、時間と頭数があれば、自分たちでオリジナル創作劇を作ることも出来ようが、
実稼働部員数３人、幽霊部員がプラスα、
照明・音響やら衣装・メイクやらの裏方は、人伝に帰宅部員を助っ人傭兵（笑）という感じで、
とにかく「ボクと契約して今度の公演のスタッフになってよ」というスカウトが、
公演前の主な活動という悲哀も……。
閑話休題。

もっとも、ボランティア団体というのも、台所事情は似たようなもので、

>>このポスターは、小学校・中学校(一部公共機関)への掲示を目的に制作されております。
ポスターに関するお電話・メールでの個別のお問い合わせはくれぐれもお控え下さい。<<

小学校・中学校の掲示を目的というのは、やはり教育的な意味もあれば、
掲示の依頼するのに際し、広告料がかからないから、だろう。
もっと人目につきやすい駅に貼れば、耳目を集めて良くも悪くもアピールになるのだが、
一つのスペースにつき月数万円の広告掲載料がかかるらしいし……。
ついでに、人手もないので、こう言っては語弊があるが、
電話もメールも事務作業の片手間にしか応対できないし、
（つまり、電話やメールの応対をする専任の人員などいないのだ！）
それどころか、杏子のポスターの件で電話やメールが殺到したら、
本来の用件の電話も繋がらない、メールも数百通の中から１通を探さなければいけないと、
かけた方は意図していない“業務妨害”……という状態になってしまうからなんだろうなぁ。

でも、こうやってネットのニュースサイトで取り上げられることで、
まどマギファンに盲導犬について「知ってもらう」という目的は達せられたら、
それはとっても嬉しいなって。