とんかつうめ茶づけblog ~Eight days a week~

同人SSサークル「とんかつうめ茶づけ」及び星倫吾の活動記録……なんて。

昨日できなかったことが、今日はできたりするんだよ

加奈〜いもうと〜」をプレイした。

秋発刊予定の「Kanon」栞小説を書くに当たって、
「Kanon」やり直さなきゃ…と思っていたのだが、
以前、友人から譲ってもらったゲームがごっそりあったのに気づき……
「加奈」もその中の一本。

2つ年が離れた、入退院を繰り返す妹、加奈。
幼い頃は、自分にも向けられるべき両親の愛情を独り占めする
「憎むべき存在」だったが、彼女が脆い存在であることを知り、
それから加奈は「護るべき存在」となる……。

昨晩21時からプレイし始めて、EDをみたのは3時半、、、
6時間半もPCを離れずにいた自分の集中力に驚くけど、
それだけ集中力を維持させられるほど、質が高いゲームと言い換える事も出来る。
……なんていうかな、こんな事を言うと怒られそうだが、
「Kanon」がおとぎ話に思えましたね。
“アイドルはトイレに行かない”ってレベルの、ね。
「Kanon」が「ドラマ」的、つまりフィクションであるとすれば、
「加奈」は「ドキュメンタリー」、ノンフィクション的である。
人間は決してキレイ事だけで生きているわけじゃないし、
全ての祈りが聞き願いかなえられるわけではないし。
……誤解して欲しくないのは、
決してどちらが優れているか、というのを言いたいワケじゃないって事。
そンなの、個人の好き嫌いの基準でしか語れない、ナンセンスなモノだし。
(それに星は両方とも好きだし。「Kanoso」も含め…)

生ける者が必ず死ぬ運命を負うならば、
ただ意志なく「生かされる」のではなく、
自分の意志をもって「生きる」……というのが大切かな。
このゲームをプレイしていて、
中島薫氏の<b>「未来の自分に約束する」</b>って言葉を思い出したが、
ゲーム中で加奈も同じような言葉を言ったのが、驚き!>タイトル