とんかつうめ茶づけblog ~Eight days a week~

同人SSサークル「とんかつうめ茶づけ」及び星倫吾の活動記録……なんて。

シスプリメについて

<a href="http://f1.aaacafe.ne.jp/~yagikun/" target="_brank">「いちおくまんえん」</a>東雲大尉さまの12/23の日記にての問いかけに答える形で、
書いてみることにします。

・私の「シスプリ観」
一言で言えば『ファンタジー』ではないでしょうか?
平たく言えば「こんな世界があったらいいな」的な寓話と言いましょうか。

・私が「現在の創作において意識しているもの」
まず、キャラクターありき。
「仏」を作っても「魂」が入っていなければ、それはただの偶像です。
私はシスプリの何に惹かれたかと言えば、
公野先生のテキストのなかで、キャラクター(妹)が、まさに『生きている』事に尽きます。
キャラクターを『生かす』源とはなんだろう?
どうすれば、愛される「妹」になるんだろう?
さらに、他に36人の「妹」がいる中で、キャラクターが被らないように、
麗音を麗音たらしめるべく、差異をつけるとしたら?
……そういう意味では、二次創作に助けられている部分は大きいです。
「こんな風に動かせばいいんだぁ」とか、
「この方は麗音にこんな事をしてもらいたいのかな?」なんて、
一番ダイレクトに伝わってきますし、
逆に自分が書く立場だったら、自分が書こうとするキャラを、
多少たりとも愛情を持たなければ、動かせませんね。
電波入った言い方をさせてもらえば、「キャラが話しかけてこない」「動いてくれない」とか。
第一、二次創作に使ってもらえない……というのも、
クリエイターとして悲しいじゃないですか。
「自分の創った妹って魅力ないの?他人には受け入れられない、ただの自己満足なの?」って。

最後に……作品を書く上での『テーマ』。
これは自分が同人でシスプリの二次創作をしている時と一緒で、『恋愛と家族愛の中間点』。
妹にとって兄とは、一番身近であり、最初に接する「異性」……なんて、
文庫版キャラコレの公野先生のまえがきの受け売りデスが。
同時に兄にとっては、一番最初に出会う「護るべき異性」なんじゃないかな?とも思うのです。
(こんな事いうと、女性陣に怒られるかな……?)

幾分ピントがずれているかも知れませんが、手を止めて考えてみた事です。