男たちの大和/YAMATO
花は桜木 人は武士 語ってくれた人よりも
港のすみで泣いていた かわいいあの娘が 目に浮かぶ
ふと、海軍小唄の2番を思い出しました。
「ローレライ」「亡国のイージス」と、
海戦モノ(?)が公開された2005年邦画の、
まさにトリにふさわしい作品だな、と感じました。
えぇ、質感を求めて実物大セットを作らせた、と曰く付きの、
帝国海軍戦艦のシンボル・菊花紋章を見たときは震えましたよ、もう!
艦(ふね)を見るのが好きだ!という御仁は、是非銀幕で観てください。
「ローレライ」ほど荒唐無稽ではなく、
「亡国のイージス」ほど社会派ではない、
ただただ一兵の視点でのドラマを描いたのは、
好感が持てるのですが、
前述の2作に比べてインパクトに欠ける印象を受けたのが残念。
もっとも、制作者としてはそんな見た目の派手さを、
あえて避けてこの作品を創られたのかも知れないが……。
・:*:・°’★、。・:*:・°’☆
mixiにUpしたレビューをこちらにも晒してみるテスト(笑)