とんかつうめ茶づけblog ~Eight days a week~

同人SSサークル「とんかつうめ茶づけ」及び星倫吾の活動記録……なんて。

浪漫の夜、ぼくはやさしい女神と出会ふ。

時は大正の頃、舞台は東京……。
売文の徒として気ままな都市生活を送る主人公は、
行き付けであったカフェー「影絵亭」を、オーナーである叔父から譲り受ける。
しかし、その際に、影絵亭が実は娼館であることを知らされる。
………というのが、『檸檬〜影絵亭ノスタルジヤ〜』(13cm)のあらすじかな?
2ヶ月以上も前にショップで見つけて衝動買いしたはいいけれど、
栞合同本の進行が重なって、そのままほったらかしにしていたんですわ。

「カフェー」とか「女給」とか、そんな言葉にときめきを覚える方にはオススメ。
ええ、星も「和服にエプロン」という女給のビジュアルから入っちゃいましたから。
「咲枝さんって女給、ヒロイン格なのに、なんか物腰がオバサンくさいなぁ…」とか思いつつも、
「でも、仮にタイムマシンに大正時代に赴いて、
 実際に大正時代の女性にあってみたら、あんな風なのかも知れないね」
……と思わせてしまうくらい、雰囲気作りが施されています。
まぁ、濡れ場シーンを楽しむ為の「えろゲー」ですので、
ストーリーとかテーマ性など持ち出すのは野暮ってもんですわ。
大正時代の雰囲気を醸し出すために?、
テキストにも外来語はあまり使用されていないので、おかげで語彙は増えた気がします。
さすがにココに書き出すことは出来ませんが……官能小説のソレですし(^^;)
ただ、「原稿用紙1500枚分」のHシーン、という分量が災いしたのか、
どのシーンも同じライターが書いたの?…って思わせるくらい、
テキストの言い回しに変化が乏しいのが、引っ掛かったトコロかな?
……星もモノ書きのはしくれで(アマチュアですが……)、
乱暴な言い方をすれば「ヤる相手は違えどいたすコトは同じ」なHシーンに、
いかにキャラクタや書き手の「個性」を盛りこめるか、という点に腐心するかが分かるンですが、
ソレを読み手に悟られてしまっては、プロとしてはどうか?……と思ってしまった次第。辛口な意見ですが……。

星のお気には……カレンだったり。
金髪碧眼かつ年齢不詳な独逸娘。んで見た目は消防……<b>もう犯罪!!</b>
どっかのメイドロボみたいな性格(マ○チ…笑)のクセに、
影絵亭の女給のうちでは、経験は最長・技術は最強……<b>この子悪魔っvv</b>

はぁ……またまたハマった娘が<b>つるペタろりっ娘</b>とは……病んでるな、オレ。
………逝ってよかですか?