とんかつうめ茶づけblog ~Eight days a week~

同人SSサークル「とんかつうめ茶づけ」及び星倫吾の活動記録……なんて。

殿の決断

ホントは「オフレコ扱い」にしたかったんだけどネ・……。
ある方の日記を拝見していくうちに、星まで『黙んまり』決めてるのもどーかと思ったんで…。

咲耶本のゲストさまの「18禁」ですが、結局『了承』としました!
表向きは「書き手が書きたいモノを書いてこそ、読み手が楽しめる作品が出来るんじゃないか」と考えですが、
ホンネは……この咲耶本こそ、【とんかつうめ茶づけ】星 倫吾の最後の作品となる、
その可能性が非常に濃厚になってきたからであります。
「本業が忙しくて同人活動を続ける事によって支障をきたす」とか、
「同人作家として行き詰まった」……という『自己都合』ではなくて、
同人活動を行う「場」が抹殺されるかも知れない!……という「危機感」からです。

ホントは「表現したいと思う人間がいる以上、その場は無くならない!」って言葉を信じたい。
しかし……黒磯の幼女誘拐事件の犯人が鍵系同人屋だったという事実は、
かの宮崎事件の如く(もしくはそれ以上の?)、同人界にとっては未曾有の打撃と成り得るでしょう。

もともと、非公認の二次創作による表現なんて、いつ取り締まられてもおかしくはないんです。
”熱心なファンによるファン活動”とお目こぼしを、著作権者に頂いているだけですし。
この事件により、「企業イメージが著しく失墜させられた」と難癖つけられれば、
「表現」そのものが”お取り潰し”を食らうのは明らかですよね?
企業の圧力・官憲の権力の前にあっては、
一個人の力なんて、それこそ「赤子の手をひねる」ようなモンですよ?

うーん、小林よしのりの受け売りになるけど、
いまどきの若い子って「公の心なき個人」なんでしょうね。
自分がコトを起こせば、『個人』ではなくて『全体』というレベルで、
その責めを受けるってコトが理解できない。
自分で言うのもなんですが、
星が二次創作作品を書く際は、「オリジナルへの敬意」というのを絶対忘れないですよ。
自分が下手なモノを書けば、自分のサークルや同じジャンルで活動しているサークルさんはおろか、
その元となるオリジナルの作品に対する評価さえ貶める、というを知っているから。

”「『愛』のある作品」をお願いします。”
……それが「18禁希望」の作家さんへの、星の答えです。
もっとも、彼の作風なりを知っている身としては、「釈迦に説法」という気もしないでもないですが。